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保育の1号認定・2号認定・3号認定の違いは?|年齢・時間を比較

8月28日
読了時間: 7分

更新日:9月4日


保育園や幼稚園、認定こども園について調べていると、「1号認定」「2号認定」「3号認定」という言葉を目にすることがあります。


「1号と2号は何が違うの?」「共働きなら2号?」「3号は何歳まで?」と迷う方も多いのではないでしょうか。


1号・2号・3号認定の違いは、主に「子どもの年齢」「保育の必要性」「利用できる施設」です。


この記事では、それぞれの認定の違いや保育時間、申込み方法、保育料について分かりやすく解説します。


1号・2号・3号認定とは?



1号・2号・3号認定は、幼稚園や保育園、認定こども園などへの入園を申し込む際に関わる区分です。子どもの年齢や家庭で保育が必要かどうかによって認定区分が分かれ、利用できる施設や保育時間などが変わります。


大まかには、次のように分かれます。


  • 1号認定: 満3歳以上で、幼稚園などでの教育を希望する子ども

  • 2号認定: 満3歳以上で、保育を必要とする子ども

  • 3号認定: 満3歳未満で、保育を必要とする子ども


つまり、まず「家庭で保育が必要かどうか」で1号と2・3号に分かれ、保育が必要な場合は、子どもの年齢によって2号と3号に分かれます。



1号・2号・3号認定の違いを一覧で比較



それぞれの違いを一覧で確認してみましょう。


1号認定は、保護者が働いているかどうかだけで決まるものではありません。


共働きでも幼稚園などでの教育を希望する場合は、1号認定を利用できます。 一方、就労などによって保育が必要で、保育所や認定こども園の保育部分を利用する場合は、2号または3号認定が基本です。




2号・3号認定を受けるための条件



■ 保育を必要とする事由

2号・3号認定を受けるには、「保育を必要とする事由」が認められる必要があります。主な事由は次のとおりです。

就労を理由に2号・3号認定を受ける場合は、一定以上の就労時間が必要です。必要な時間は自治体によって異なり、原則として月48~64時間の範囲で定められています。


具体的な基準は自治体によって異なるため、お住まいの市区町村へ確認しましょう。


■   2号・3号認定では、さらに保育時間の区分がある

2号・3号認定は、どちらか一方が「保育標準時間」、もう一方が「保育短時間」になるわけではありません。


2号・3号のどちらでも、保護者の就労状況などに応じて「保育標準時間」または「保育短時間」に分かれます。



たとえば、2号認定でも保育短時間になる場合がありますし、3号認定でも保育標準時間になる場合があります。


就労を理由とする場合は、月120時間以上の勤務なら原則「保育標準時間」、月120時間未満なら原則「保育短時間」となります。


ただし、勤務時間帯や通勤時間などによって扱いが異なる場合があるため、詳しくはお住まいの市区町村で確認しましょう。




申込み方法と保育料の違い



1号・2号・3号では、申込み先や保育料にも違いがあります。


■ 申込み方法


1号認定では、希望する園に直接申し込み、入園の内定を受けた後、園を通じて認定手続きを進めるのが基本です。


2号・3号認定では、市区町村に認定と施設の利用を申し込みます。その後、市区町村による利用調整を経て、利用する施設が決まります。


申込時期や必要書類は自治体によって異なるため、希望する年度の募集案内を確認しましょう。



■ 保育料は1号・2号・3号でどう違う?

幼児教育・保育の無償化により、1号・2号では基本的な利用料が無償となります。ただし、無償化が始まる時期には違いがあります。

3号認定などの0~2歳児については、国の制度では住民税非課税世帯が保育料無償化の対象です。


ただし、自治体独自に対象を広げている場合もあります。たとえば東京都では、2025年9月から所得にかかわらず、0~2歳児の第1子まで保育料等の無償化が実施されています。


また、多子世帯を対象とした保育料の軽減制度を設けている自治体もあります。実際の負担額は、お住まいの自治体の制度を確認しましょう。


なお、通園送迎費や食材料費、行事費などは無償化の対象外となり、原則として保護者負担です。



■ 3号認定の子どもが3歳になったら?

保育の必要性が続いている場合、満3歳になると3号認定から2号認定になります。ただし、2号認定になった日からすぐに保育料が無料になるわけではありません。



たとえば、2歳児クラスの途中で3歳になった場合、認定は2号に変わりますが、国の無償化制度では、その年度中は保育料がかかり、翌年度の4月から無償化の対象になります。


ただし、東京都のように0~2歳児の保育料を独自に無償化している自治体では、実際の負担が異なる場合があります。



■ 「新2号認定」は2号認定とは別のもの

幼稚園について調べていると、「新2号認定」という言葉を目にすることがあります。名前は似ていますが、この記事で紹介している「2号認定」とは別の制度です。


新2号認定は、保育の必要性がある家庭が、幼稚園の預かり保育などを利用する際に、その費用を無償化の対象とするための認定です。


たとえば、幼稚園に通っている子どもについて、共働きなどの理由で通常の教育時間が終わった後も預かり保育を利用する場合、新2号認定を受けることで、その利用料が無償化の対象になることがあります。


幼稚園の預かり保育は、利用日数に応じて1日450円、月額最大1万1,300円まで無償化の対象となります。


つまり、2号認定と新2号認定は「どちらを選ぶか」という関係ではなく、利用する施設やサービスに応じて使われる認定が異なります。



自分の子どもは1号・2号・3号のどれ?



迷ったときは、子どもの年齢と、利用したい施設・保育の必要性から考えてみましょう。

特に迷いやすいのが、2号認定と「1号+新2号認定」の違いです。


どちらも保育を必要としている家庭が対象になりますが、保育所などを利用する場合は2号認定、幼稚園などに通いながら預かり保育を利用する場合は1号認定+新2号認定という違いがあります。


最終的な認定基準や申込み方法は自治体によって異なるため、お住まいの自治体や利用を希望する園へ確認してください。




園選びでは「お昼寝中の安全対策」も確認しよう



認定区分や利用できる施設が分かったら、実際の園選びでは、保育方針や通いやすさだけでなく、お昼寝中にどのような安全対策を行っているかも確認しておきたいポイントです。


園見学では、たとえば次のような点を聞いてみると、園の取り組みを知る参考になります。


  • 午睡中に、子どもの呼吸や体の向きなどをどのように確認しているか

  • 確認した内容をどのように記録しているか

  • 午睡チェックシステムなどを導入している場合、職員による見守りとどのように組み合わせているか


こども家庭庁でも、睡眠中は子どもを一人にせず、呼吸や体位、睡眠状態などを定期的に確認することが重要とされています。


ベビモニでは、保護者の方に向けて、保育園のお昼寝中に行われている見守りや安全対策について分かりやすく紹介しています。





まとめ



1号・2号・3号認定の違いは、主に「年齢」「保育の必要性」「利用できる施設」です。


  • 1号認定: 満3歳以上で幼稚園などの教育を希望する子ども

  • 2号認定: 満3歳以上で保育を必要とする子ども

  • 3号認定: 満3歳未満で保育を必要とする子ども


共働きだから必ず2号というわけではありません。子どもの年齢や必要な保育時間、利用したい施設を踏まえながら、自分たちに合った認定区分を確認しましょう。

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