導入済み・導入検討中が53%!午睡チェックシステムの意識調査|ベビモニ
調査概要
EMC Healthcare株式会社では、保育施設における午睡中の安全管理や、午睡チェックシステムに対する認知・導入状況を把握するため、保育施設関係者を対象にアンケート調査を実施しました(有効回答数 83件)。
本調査では、「午睡チェックシステムの導入状況」「システムに対する満足度」「午睡中の安全管理に対する課題」「システム未導入の理由」「ベビモニの認知度」などについて調査を行っています。
調査の結果、午睡チェックシステムを導入・検討している施設は半数を超えており、多くの保育施設で午睡中の安全管理に対する関心が高まっていることが分かりました。
午睡チェックシステムの導入状況は「導入済み・検討中」が53%

今回の調査では、既に何らかの午睡チェックシステムを導入している施設が37.3%にのぼりました。さらに「導入を検討中(15.7%)」の施設を合わせると、全体の53.0%と過半数の施設がシステムの活用に前向きであることが分かりました。
一方で、「導入予定なし・検討していない」という回答も47.0%存在しており、保育現場において導入状況が分かれていることがうかがえます。
子ども家庭庁は、午睡チェックシステム(センサー)の導入目標率を、2026年度までに30%、2030年度までに60%と定めています [1]。したがって、「導入予定なし・検討していない(47.0%)」と回答している層においても、システムの導入が広がっていくことが予想されます。
「午睡中の安全管理に課題を感じる」と回答した施設は91.6%

今回の調査では、午睡中の安全管理について「何らかの課題を感じている」と回答した施設が91.6%にのぼっており、多くの保育施設が午睡対応に不安や負担を感じながら運用している実態がうかがえます。
また、「特に課題はない」と回答した割合は、午睡チェックシステムを導入している施設で7.3%、未導入施設では2.8%となっており、未導入施設の方が午睡対応に課題を感じている傾向が見られました。

課題として多く挙げられたのは、「園児の体調変化の見落としへの不安」「緊急時対応への不安」「5〜10分おきの記録業務の負担」「保育士不足」です。
多くの施設が、不安や負担を抱えながら午睡対応を行っている実態がうかがえます。
■ 未導入の施設では「見落としへの不安」「記録業務の負担」がより顕著に
未導入の施設では、特に「園児の体調変化の見落としへの不安」や「5〜10分おきの記録業務の負担」への回答が多く、午睡中の安全管理に対する負担感の強さがうかがえました。
システムを導入している施設と比較すると、「園児の体調変化の見落としへの不安」は未導入施設で3.9ポイント、「5〜10分おきの記録業務の負担」は6.7ポイント高い結果となっており、システム未導入施設ほど負担や不安を感じている傾向が見られました。

一方で、未導入理由として「既存の確認方法で十分」と回答した施設が一定数存在しました。しかし、午睡中の安全管理について「特に課題はない」と回答した施設はごく少数にとどまっています。
■ 導入しない理由の第1位は「費用が高い」
午睡チェックシステムを導入していない理由として最も多かったのは、「費用が高い」(31.3%)でした。次いで、「既存の確認方法で十分だと考えている」(25.3%)、「どのタイプが適しているのか分からない」(22.9%)という回答が続きました。
特に、「どのタイプが適しているのか分からない」という回答が一定数あったことから、比較検討の難しさを感じている保育施設も少なくないことがうかがえます。
現在は、カメラ型・マット型・服に装着するタイプなど、複数の方式が存在しており、それぞれ特徴や運用方法が異なります。
そのため、価格だけではなく、「施設の職員体制」「午睡環境」「記録方法」「保育オペレーション」なども含めて検討する必要があります。
また、今回の調査では導入済み施設の満足度が比較的高かったことから、「導入後のイメージが持てる情報」の不足も、検討のハードルになっている可能性があります。
午睡チェックシステムの満足度は「カメラ型が87.5%」

午睡チェックシステムを導入済み施設に満足度を聞いたところ、「大変満足・満足」が77.4%を占め、「不満・大変不満」は0%という結果となりました。
導入施設の多くが、システムを前向きに評価していることがうかがえます。
特に、カメラ型(ベビモ二など)を導入した保育施設の満足度は87.5%で、そのほかの型(マット型・服に装着する型など)を導入した保育施設よりも13.6ポイント高い結果となりました。 実際に、カメラ型午睡チェックシステムを導入した保育施設からは、現場負担や安心感に関するさまざまな声も寄せられています。 現場の声はこちら:安全、機器装着や管理の手間がないカメラ型のシステムで、導入もスムーズ。緊張感のある午睡の見守りもベビモニと一緒なら安心。
保護者に選ばれる保育施設であるために

今回の調査では、午睡チェックシステムについて、「すでに導入・検討している施設」が53.0%、「導入予定がない施設」が47.0%と、割合が拮抗する結果となりました。
一方で、多くの施設が午睡中の安全管理に不安や課題を抱えていることも明らかになっています。
近年は少子化の影響により、保育業界を取り巻く環境も変化しています。厚生労働省によれば、2025年の出生数は約70万5,809人となり、10年連続で過去最少を記録しています [2]。
これに伴い、保育所の利用児童数も2025年をピークに減少へ転じると推計されています。
こうした中で、午睡中の安全対策の強化や保育現場の負担軽減にどのように取り組むかは、今後の保育運営における重要なテーマの一つになっていくと考えられます。
まとめ

今回の調査では、午睡チェックシステムの導入状況が拮抗している一方で、多くの保育施設が午睡中の安全管理に不安や課題を抱えている実態が明らかになりました。
保育現場の状況や課題は施設ごとに異なるからこそ、それぞれの環境に合った形で、安全性と業務負担のバランスを見直していくことが大切です。
子どもたちはもちろん、保育士にとっても安心できる環境づくりについて、改めて考えるきっかけにしていただければ幸いです。



